お前は必ず、俺を好きになる。
「だってさあ!!」



「ピーピーうっせえんだよひよこ」



「ひよこほどちっちゃくないっつーの!!!」



渚がドカッと私の隣に座って壁に寄り掛かった。




……いろいろ言ってはいるけど、隣に座ってくれるんだ。




渚の行動にいちいちドキドキしている自分がいた。





「さーさー!ババ抜きしようぜ!肝試しまであと30分!」





一毅がトランプを配り始めて、みんなは円になって座った。
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