お前は必ず、俺を好きになる。
「って……荷物ってなに?」



「渚ー!早く手伝えよ」



「純くん!?どうしたのその大荷物!」



さっき帰ったはずの純くんがお母さんの後ろから現れた。



しかもなぜか、スーツケースとボストンバックを持っての登場。




「一毅、お前も手伝って」




「うぃーす」



一毅も当然のことのようにリビングを出て、大きいボストンバッグを持って入ってくる。
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