お前は必ず、俺を好きになる。
『おーっと!一着でたどり着いた赤団、水城選手!さっそくレア借り人をひきました!!』



レア借り人……?



「お?こっち来てね?」



柚葉は方向転換をすると、ダッシュで俺ら、青団のテントに向かって走ってくる。



「渚!!」




テントの前に来た柚葉は息を整えつつ、俺を呼ぶ。



会場はざわつき、俺も純も呆然としている。




は、俺...だよな?

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