お前は必ず、俺を好きになる。
席を立ち、しぶしぶ俺は柚葉の元へ行く。



「早くしなさいよバカ!!」



「あ゛?」




別に俺は協力しなくてもいいんだけど?という視線を柚葉に送る。




「い、いいから走って!!」




やっぱりビビってる。…おもしろ




「仕方ねぇな」



俺は走る準備をする。



柚葉は慌てているのか、面白い顔をしている。
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