お前は必ず、俺を好きになる。
「柚葉?」



イケメン……ね。言われるのが嫌なわけじゃないけど。



柚葉が俺を選ぶとは思いもしない。



同じ顔何なわけだし、純でもよかっただろう。




「べ、べつに深い意味はないから!!」





柚葉は走って赤団のテントに帰っていった。




俺は立ち尽くし、ただただニヤけそうな口元を手で隠していた。


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