お前は必ず、俺を好きになる。
【柚葉side】
「はっ、はっ、はっ……」




「おかえりユズー!!1位おめでと!!」



テントについたはいいものの、大きく息を吸っても息が整わない。



「ユズ?もしかして……」




駆け寄ってきた莉子の声がだんだん遠くなり、私は地面に視線を移す。




だめだ……ぼやけてる……こんなとこで倒れるなんて...!




ドサッ




しかし私の意思は通じず、そのまま意識を失った。


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