お前は必ず、俺を好きになる。
「おはよう、柚葉」




……寝ぼけてるよね、完全に。うん、間違いない。




「おはよう、ごめんね?心配かけて」




「無理すんなって……前にも言っただろ……?」




まだ眠いのか、途切れ途切れで渚が言うから、可愛くてつい笑みがこぼれた。




「お疲れ様、渚!」



「ありがと」



「眠いならまだ寝てていいんだよ?」



「うん」



まだ下校時間まで時間はあったはず。



「あとで起こすね?」

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