お前は必ず、俺を好きになる。
ニヤッと笑った渚は歩くスピードを上げた。



「やだ!絶対いやだ!!」



お化けがいっぱいいるおばけ屋敷に、自らはいるとか自虐行為じゃない!?ドMじゃん!?



「いいじゃん、手繋いでてやるから。なんなら抱き付いてくれてもいいけど」




ドキッ……




「だ、いじょうぶです…!!」

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