お前は必ず、俺を好きになる。
ニヤニヤしていた渚が急に真剣な顔になって、声も少し甘くなった。




「プレゼント」



そう言って私の首の後ろに手を持っていって。




「柚葉に似合うと思って、このあいだ買っといた」




渚が手を離すと私の胸元には……




「あ……ネックレス……?可愛い」

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