お前は必ず、俺を好きになる。
「ん~……」



返事だけで、ベッドからは出ようとしない。



「はぁ……彩葉、起きて!遅刻するよ!」



仕方がないから毛布を剥ぎ取ってやった。



「あぁ~!柚葉のバカ~!」




ベッドの中心で丸まったけど、そんなの私は気にしない。




「朝ごはん彩葉の分だけ作らないよ?ってか置いてくよ?」




そういうとようやく彩葉は起き上がって、眠そうに目をこすった。
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