お前は必ず、俺を好きになる。
ソファに寝転ぶ私に安定のかわいさのティアラがすり寄ってきた。




「ティアラー、今日は散歩、彩葉といってきてね」



ティアラにそう言うとクゥ~ンと何とも可愛い声が返って来た。



てか私、結局熱あったの?なかったの?




「あ、体温計」




カウンターの上に体温計を見つけた私は起き上がった。




渚は私から受け取った体温計をそのままカウンターに置いていったらしい。



だからきっとまだ体温書いてあるよね?
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