お前は必ず、俺を好きになる。
「ちょっと、莉子たちまでひどくない!?痴話喧嘩じゃないし!ってかイケメン捕まえるスキルって何!?」



話に乱入してきたのはほかでもない、おなじみの3人。



「一毅、外でサッカーしようぜ!純と渚も連れてくるからー」



「いくいく!!じゃ、柚葉、お前は ‟おとなしくイケメン捕まえるスキル” でも磨いとけよ?」



一毅に鼻で笑われてイラァっとムカつきが込み上げてきた。



「じゃーなー」



おまけに頭をわしゃわしゃっとされて。



「子ども扱いすんな!!」



「はいはい」




一毅がサッカー部の男子と廊下を走っていった。
< 81 / 295 >

この作品をシェア

pagetop