お前は必ず、俺を好きになる。
「柚葉はいい子だし、ひねくれてる渚くんみたいな人にはもってこいだよ。あたしが保証する!」



「うるさい」




さらっとひねくれてるって言われたことに、自覚はあるもののイラッとした。



柚葉に似てるのは顔だけなのか?あ゛?



こいつには柚葉にはないイライラポイントがある。



「俺部屋戻るから」




「えー、一緒にあそぼーよ渚くーん!!」




なんだあいつは。酔っ払いかよ。



イライラがマックスになりそうで、俺はそいつらに背を向けて自分の部屋に戻った。
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