夏、夢、そして君。
夢の始まり


---カキーーーーーン.....---

金属バットで白球を打ち返すこの音が大好きだった。
自分で奏でたこの音はやがて空に吸い込まれていく。
この感覚がたまらなく大好きだった。
あの時は思ってなかったんだ。
この音が嫌いになるなんて。


< 1 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop