夏、夢、そして君。

「未来!!」

「架!!」

解散した後まっさき私の元にきたのは架だった。

「やったな!!俺とお前、初めてのバッテリーだ!!ホントによく頑張ったな!!」

架が白い歯をみせてニカッと笑った。
あぁ。
この笑顔。
何人もの女の子をおとしてきた罪な笑顔。
私もこの笑顔にやられた1人だ。


「明日はぜったい勝つよ。」

「あったりめーだ!」

-コツっ--

2人の拳が重なり合い子気味良い音を出した。
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