夏、夢、そして君。
審判が終わりの合図を告げようとした時、私の体は空を飛んだ。
何かがぶつかってきた。
痛さで顔が歪んだ。
すべてがスローモーションのようにみえた。
痛さで目がかすむ中、見えたのは3塁にいたはずのランナーの必死な顔。
あれ?おかしくない?
なんで3塁のランナーが今頃飛び出してくるの?
疑問しかなかった。
< 12 / 29 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop