甘酸っぱい恋します


休暇もすんでいるはずだが
冬見さんを見ることはなくなった
俺がため息ばかりついていたのを見かねて白石か

「冬見さん、外回りに行っているようで、他社のお偉いさんが冬見さんを欲しがっているようですが、副社長どうしますか?」


追えば追うほど逃げるのだ
ほっとけば、他の野郎のものになりかねない、どうすればいいんだと頭を抱えたら


「明日冬見さんとこで地元の婚活祭という催しがあるんだが・・・副社長は明日仕事だったな?私は出るつもりだけど?冬見さんにもうアタックしようと思う」と抜かしやがった
俺がどんだけ冬見さんが好きか知った上で・・・・


「仕事速攻に終わらせてやるさ・・・」


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