甘酸っぱい恋します


私全身の穴という穴から汗がふきでているような気がする

ここに来ても落ち着かない
倒れた方がよい?


考えていたら不意に

「広報課の冬見 心陽さん」と言われ顔をあげた
にこりと微笑んで

「君の弁当食べた社員の声が評判よくて、私も食べたくなった、明日持って来てくれないか?」と



「あのぅ、私・・・・クビでなんですか?」


笑って「君って面白い事言うな?でそのクビの理由は」


「材料費をいただきながら弁当を作っていたから副業に値するものかと」


副社長お腹を抱えて笑い始めた

< 4 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop