意地っ張りの涙(仮)
会話
私は、柊 茜(ひいらぎ あかね)。
今日から高校1年生になる。
春の心地好い日差しの中をゆっくりと歩いて校門まで行く。
「あっかね~!こっちだ、こっち!!」
いきなり大きな声で名前が呼ばれる。
「ちょっ…ちょっと、声が大きいよ。恥ずかしいから」
周りを確認しながら、幼なじみの瀬野里緒菜(せのりおな)に声を掛ける。
「ん?わりぃ、あたしのことわかんないかと思ってさ」
そう言って笑う里緒菜を見て驚いた。
昨日まで腰のラインまであった髪が無くなっていた。
中性的な顔に話せば男の子っぽいのだ。
唯一、長い髪が女の子らしい部分だった。
今日から高校1年生になる。
春の心地好い日差しの中をゆっくりと歩いて校門まで行く。
「あっかね~!こっちだ、こっち!!」
いきなり大きな声で名前が呼ばれる。
「ちょっ…ちょっと、声が大きいよ。恥ずかしいから」
周りを確認しながら、幼なじみの瀬野里緒菜(せのりおな)に声を掛ける。
「ん?わりぃ、あたしのことわかんないかと思ってさ」
そう言って笑う里緒菜を見て驚いた。
昨日まで腰のラインまであった髪が無くなっていた。
中性的な顔に話せば男の子っぽいのだ。
唯一、長い髪が女の子らしい部分だった。