意地っ張りの涙(仮)
高校初の期末テスト
遠足から特に変わったこともなく楽しい日々を過ごしている。ただ、保健室に呼ばれる回数が増えた気がする。一人で行こうとすると里緒菜や凌平、夏目まで一緒についてくるようになった。最初は結城先生も驚いた顔をしていたけど、毎回ついてくるからか仕事を任せたりしてる。
「お前たちは、毎回毎回ついてくるな(笑)」
「結城先生と二人っきりになんてできるわけない!」
「里緒菜の言うとおりだよ」
「俺は保健委員だからな。それに二人の言うとおりだ」
憎まれ口を叩いているけどなんか楽しそう。
「仲良しだね、結城先生と皆」
私がニコニコと笑いながら言えば、
「「「「それはない!!」」」」
「…………」
いや、仲良しだよね。
ついつい冷めた目で見てしまうわ。
「お前たちは、毎回毎回ついてくるな(笑)」
「結城先生と二人っきりになんてできるわけない!」
「里緒菜の言うとおりだよ」
「俺は保健委員だからな。それに二人の言うとおりだ」
憎まれ口を叩いているけどなんか楽しそう。
「仲良しだね、結城先生と皆」
私がニコニコと笑いながら言えば、
「「「「それはない!!」」」」
「…………」
いや、仲良しだよね。
ついつい冷めた目で見てしまうわ。