情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「金森さん」
「桐生副社長」
「日葵」
真琴兄ちゃんはベット脇の椅子を蓮さんに譲った。
「お前は事故の衝撃を助手席でまともに食らった。このまま意識を戻さなければ、どうしようかと心配したよ」
蓮さんの肩口の傷は白いシャツに隠れて見えない。
「傷は大丈夫なの?」
「大丈夫だ。危険な目に遭うのは慣れている」
「慣れられても、困るのですが・・・蓮様」
「金森さん貴方には少しお話があります」
神尾さんは真琴兄ちゃんを連れて外に出た。
「ここは何処?」
「湊が勤める東亜医科大付属病院だ。俺の傷の手当ては湊がしてくれた」
「諏訪部先輩が?」
「ああ」
肩口を撃たれたせいか、蓮さんの顔色が悪かった。
「傷、痛むんじゃないの?」
「痛みには耐えられように訓練されている。桐生家は敵の多い家系でね」
「蓮さん・・・」
「桐生副社長」
「日葵」
真琴兄ちゃんはベット脇の椅子を蓮さんに譲った。
「お前は事故の衝撃を助手席でまともに食らった。このまま意識を戻さなければ、どうしようかと心配したよ」
蓮さんの肩口の傷は白いシャツに隠れて見えない。
「傷は大丈夫なの?」
「大丈夫だ。危険な目に遭うのは慣れている」
「慣れられても、困るのですが・・・蓮様」
「金森さん貴方には少しお話があります」
神尾さんは真琴兄ちゃんを連れて外に出た。
「ここは何処?」
「湊が勤める東亜医科大付属病院だ。俺の傷の手当ては湊がしてくれた」
「諏訪部先輩が?」
「ああ」
肩口を撃たれたせいか、蓮さんの顔色が悪かった。
「傷、痛むんじゃないの?」
「痛みには耐えられように訓練されている。桐生家は敵の多い家系でね」
「蓮さん・・・」