情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
全身で、結婚を拒絶している私に自分の子供を産めって・・・
「だから、私は貴方とは結婚・・・」
桐生さんは私の前に歩み寄り、頬を摘まんだ。
「お前に拒否権はねぇぞ。俺はお情けだと何度も言ってやってるだろ?」
「いひゃい・・・はなちて・・・」
桐生さんに頬を摘ままれ、上手く口が動かないし、何よりも痛い。
「ふん」
桐生さんは鼻を鳴らし、私の頬から手を離した。
彼に思いっきり摘ままれた頬がヒリヒリして痛い、痕が残っているかもしれない。
拒否権位あると思うけど、そう言えばまた言い返されるし、お父様や会社の為にもここは私が我慢して、目の前の悪魔と結婚するしかないのね。
「分かりました。私は我慢して貴方と結婚します・・・」
「我慢は余計だぞ。日葵」
桐生さんは私の頬を包み込むように手を掛ける。
ズームで近づいて来る彼の顔を恥かしくて見れず、そのまま目を瞑った。
私の唇に押し付けられた柔らかいモノ。私は目を開けて、その正体を確かめた。
それの正体は桐生さんの唇で。
―――――私達はキスしていた・・・
「だから、私は貴方とは結婚・・・」
桐生さんは私の前に歩み寄り、頬を摘まんだ。
「お前に拒否権はねぇぞ。俺はお情けだと何度も言ってやってるだろ?」
「いひゃい・・・はなちて・・・」
桐生さんに頬を摘ままれ、上手く口が動かないし、何よりも痛い。
「ふん」
桐生さんは鼻を鳴らし、私の頬から手を離した。
彼に思いっきり摘ままれた頬がヒリヒリして痛い、痕が残っているかもしれない。
拒否権位あると思うけど、そう言えばまた言い返されるし、お父様や会社の為にもここは私が我慢して、目の前の悪魔と結婚するしかないのね。
「分かりました。私は我慢して貴方と結婚します・・・」
「我慢は余計だぞ。日葵」
桐生さんは私の頬を包み込むように手を掛ける。
ズームで近づいて来る彼の顔を恥かしくて見れず、そのまま目を瞑った。
私の唇に押し付けられた柔らかいモノ。私は目を開けて、その正体を確かめた。
それの正体は桐生さんの唇で。
―――――私達はキスしていた・・・