情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「戻ったぞ!!蓮」
蒼斗さんが真琴兄ちゃんをおんぶして戻って来た。
「清掃員に扮した連中に、催眠スプレーを吹きかけられて眠らされ、連れ出されたようだ・・・」
「相手は何人だった?」
「三人だ」
「へぇー・・・」
「会社の出入りする清掃員の身元をキチンと確かめ、セキュリティを強化しないといけないな」
「で、連中の身柄は確保できたのか?」
「彼を救うのが俺の第一任務だ。連中は逃がしたが・・・一人の顔はしかと見た。額に一文字の傷があった。日本語も片言だったし、手掛かりをたくさん残してくれたので…すぐに調べはつくと思うよ」
蒼斗さんはソファに真琴兄ちゃんを寝かせた。
「スプレーの効果で暫くは起きないと思うが。仕方がない」
「ありがとう。蒼斗さん」
「礼なんていい。これが俺の仕事だ。ところで濱部副社長は?」
「あ・・・次の取引先に急いで、行ったよ」
「そうか・・・それよりも金森さん。喉が渇いた。冷たいお茶をくれ」
「あ、はい」
真琴兄ちゃんを救ってくれた蒼斗さん。
矢継ぎ早に言う彼の為に給湯室に向かった。
蒼斗さんが真琴兄ちゃんをおんぶして戻って来た。
「清掃員に扮した連中に、催眠スプレーを吹きかけられて眠らされ、連れ出されたようだ・・・」
「相手は何人だった?」
「三人だ」
「へぇー・・・」
「会社の出入りする清掃員の身元をキチンと確かめ、セキュリティを強化しないといけないな」
「で、連中の身柄は確保できたのか?」
「彼を救うのが俺の第一任務だ。連中は逃がしたが・・・一人の顔はしかと見た。額に一文字の傷があった。日本語も片言だったし、手掛かりをたくさん残してくれたので…すぐに調べはつくと思うよ」
蒼斗さんはソファに真琴兄ちゃんを寝かせた。
「スプレーの効果で暫くは起きないと思うが。仕方がない」
「ありがとう。蒼斗さん」
「礼なんていい。これが俺の仕事だ。ところで濱部副社長は?」
「あ・・・次の取引先に急いで、行ったよ」
「そうか・・・それよりも金森さん。喉が渇いた。冷たいお茶をくれ」
「あ、はい」
真琴兄ちゃんを救ってくれた蒼斗さん。
矢継ぎ早に言う彼の為に給湯室に向かった。