情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「ここでいい」と言って、蒼斗さんがタクシーを停めて、精算して下りた。
「しかし・・・恋人の為にバイトまでするなんて・・・蓮も相当マジだな」
「副業は禁止のはずだし、会長や社長が知れば・・・」
「今までは尽くされる男だったのに。実は尽くす男だったんだな・・・蓮って」
私と蒼斗さんは雑踏に割り込み、蓮がバイトする『ホストクラブ・エンジェル』のある場所を捜し歩いた。
「真夜中なのに。凄い人ですね」
「歌舞伎町はそう言う所だ。あったぞ」
蒼斗さんは足を止めて、店のある賑やかなネオンの看板が連なる五階建てのビルを指差した。
「『エンジェル』はこのビルの地下のようだ・・・」
蒼斗さんは地下に続く階段を下りていく。私も彼の背中を追い、ついて行った。
「しかし・・・恋人の為にバイトまでするなんて・・・蓮も相当マジだな」
「副業は禁止のはずだし、会長や社長が知れば・・・」
「今までは尽くされる男だったのに。実は尽くす男だったんだな・・・蓮って」
私と蒼斗さんは雑踏に割り込み、蓮がバイトする『ホストクラブ・エンジェル』のある場所を捜し歩いた。
「真夜中なのに。凄い人ですね」
「歌舞伎町はそう言う所だ。あったぞ」
蒼斗さんは足を止めて、店のある賑やかなネオンの看板が連なる五階建てのビルを指差した。
「『エンジェル』はこのビルの地下のようだ・・・」
蒼斗さんは地下に続く階段を下りていく。私も彼の背中を追い、ついて行った。