情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「先に入れっ」と蒼斗さんがドアを開けてくれた。
初めて入る未知の世界。
私が店内へと一歩足を踏み入れると、一人の男性が徐に近寄って来た。
「いらしゃいませ。当店をご利用されるのは初めてですか?」
「はい」
「そちらの方は?」
男性は私の後に入って来た蒼斗さんに目を向けた。
「同伴だ。ホストを指名したいんだけど・・・いいか?」
蒼斗さんは躊躇する私の代わりにやり取りしてくれた。
「ご指名のホストは?」
「久遠だ。蒼斗が来たと言えば、分かる」
「少々お待ちください」
男性は店の奥へと消えていった。
「ここの店は静かだな。入るなり、大声で歓迎されるかと思った」
蒼斗さんのイメージするホストクラブとは少し雰囲気が違ったようだ。
初めて入る未知の世界。
私が店内へと一歩足を踏み入れると、一人の男性が徐に近寄って来た。
「いらしゃいませ。当店をご利用されるのは初めてですか?」
「はい」
「そちらの方は?」
男性は私の後に入って来た蒼斗さんに目を向けた。
「同伴だ。ホストを指名したいんだけど・・・いいか?」
蒼斗さんは躊躇する私の代わりにやり取りしてくれた。
「ご指名のホストは?」
「久遠だ。蒼斗が来たと言えば、分かる」
「少々お待ちください」
男性は店の奥へと消えていった。
「ここの店は静かだな。入るなり、大声で歓迎されるかと思った」
蒼斗さんのイメージするホストクラブとは少し雰囲気が違ったようだ。