情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「久遠」
「涼子さん?」
私達の目の前に現れたのは、いつかの留守番電話の相手。
この美女が涼子さん・・・
顔も胸もスタイルも皆、負けている・・・
「久遠のお友達?」
「俺は久遠の従弟の蒼斗。隣の彼女は久遠の婚約者」
「婚約者??」
「・・・そうはっきり説明するなよ!?蒼斗」
「まさか・・・『桐生建設』の副社長退職して、ホストを本業にするつもりか?蓮」
「『桐生建設』って…あの大手のゼネコンの・・・」
蓮は狼狽し、正体をバラした蒼斗さんを睨み付けた。
涼子さんは私を値踏みすると自分の方が女としての魅力があると認識し、勝ち誇ったような表情を見せた。
「貴方が久遠の婚約者ね・・・私の方がお似合いね・・・今日の所は帰るけど・・・久遠の正体を知った以上は私も諦めない!玉の輿に乗る為に、キャバ嬢になったんだから・・・」
涼子さんはあっさりと踵を返し、店を後にした。
「蒼斗お前のせいで、俺の正体が涼子さんにバレたじゃないか!!」
「ホストなんてするから…こんな風になるんだ。自業自得だ。蓮」
蓮の自己責任だと言い放ち、蒼斗さんは一人でグラスのピンドンを飲み干した。
「涼子さん?」
私達の目の前に現れたのは、いつかの留守番電話の相手。
この美女が涼子さん・・・
顔も胸もスタイルも皆、負けている・・・
「久遠のお友達?」
「俺は久遠の従弟の蒼斗。隣の彼女は久遠の婚約者」
「婚約者??」
「・・・そうはっきり説明するなよ!?蒼斗」
「まさか・・・『桐生建設』の副社長退職して、ホストを本業にするつもりか?蓮」
「『桐生建設』って…あの大手のゼネコンの・・・」
蓮は狼狽し、正体をバラした蒼斗さんを睨み付けた。
涼子さんは私を値踏みすると自分の方が女としての魅力があると認識し、勝ち誇ったような表情を見せた。
「貴方が久遠の婚約者ね・・・私の方がお似合いね・・・今日の所は帰るけど・・・久遠の正体を知った以上は私も諦めない!玉の輿に乗る為に、キャバ嬢になったんだから・・・」
涼子さんはあっさりと踵を返し、店を後にした。
「蒼斗お前のせいで、俺の正体が涼子さんにバレたじゃないか!!」
「ホストなんてするから…こんな風になるんだ。自業自得だ。蓮」
蓮の自己責任だと言い放ち、蒼斗さんは一人でグラスのピンドンを飲み干した。