情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
________
_____
「どうぞ」
私は蓮のデスクにコーヒーの入ったカップソーサーを置く。
少しは機嫌を直したかと顔を覗き込むが相変わらずの不機嫌顔。
「嫉妬してるなら嫉妬していると素直に言って、蓮」
「はぁ?誰が誰に嫉妬してんだ?自惚れるなよ」
「桐生副社長、誤解しないでください」
「金森さん・・・」
「桐生副社長」
重厚な副社長室の扉を誰かがノックした。
「柊さんだ・・・」
神尾さんが扉を開き、柊さんを招き入れた。
『アクティビティコンサルティング』の柊紘人さんかと思ったが別人。
「初めまして、金森真琴様、金森日葵様。伊集院敦司様の秘書を務める柊倭人です」
「俺と日葵は今から神尾を引き連れて、出かける。金森さんの警護は柊さんが引きうけるコトになった。
蒼斗は警護から外れると思うし、金森さん、後は柊さんの指示に従ってください」
私と蓮は今から外出?
寝耳に水のような話で面食らった。
「分かりました」
「柊さんはここだけの話公安のトップだから・・・安心して下さい。金森さん」
「桐生副社長・・・」
「会長であるお爺様に全部知られてしまって、にっちもさっちもいかなくなってしまったんだ」
「いえ」
「研究再開の目途は白紙だけど・・・
俺は言葉にしたコトは必ず実行する。
だから、待っていて下さい。金森さん」
「貴方には一番迷惑を掛けたと思ってます。本当に、色々とありがとうございます」
_____
「どうぞ」
私は蓮のデスクにコーヒーの入ったカップソーサーを置く。
少しは機嫌を直したかと顔を覗き込むが相変わらずの不機嫌顔。
「嫉妬してるなら嫉妬していると素直に言って、蓮」
「はぁ?誰が誰に嫉妬してんだ?自惚れるなよ」
「桐生副社長、誤解しないでください」
「金森さん・・・」
「桐生副社長」
重厚な副社長室の扉を誰かがノックした。
「柊さんだ・・・」
神尾さんが扉を開き、柊さんを招き入れた。
『アクティビティコンサルティング』の柊紘人さんかと思ったが別人。
「初めまして、金森真琴様、金森日葵様。伊集院敦司様の秘書を務める柊倭人です」
「俺と日葵は今から神尾を引き連れて、出かける。金森さんの警護は柊さんが引きうけるコトになった。
蒼斗は警護から外れると思うし、金森さん、後は柊さんの指示に従ってください」
私と蓮は今から外出?
寝耳に水のような話で面食らった。
「分かりました」
「柊さんはここだけの話公安のトップだから・・・安心して下さい。金森さん」
「桐生副社長・・・」
「会長であるお爺様に全部知られてしまって、にっちもさっちもいかなくなってしまったんだ」
「いえ」
「研究再開の目途は白紙だけど・・・
俺は言葉にしたコトは必ず実行する。
だから、待っていて下さい。金森さん」
「貴方には一番迷惑を掛けたと思ってます。本当に、色々とありがとうございます」