情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
ルームサービスのコーヒーを飲みながら、リビングのソファで寛ぐ。
「なぁ~日葵」
蓮の表情が急に引き締まり、色素の薄い瞳に凛とした光が宿る。
「やっぱり、伊集院元総理に・・・」
的を当てられると怒って、キレる蓮だけど。
あっさりと認め、真剣に話を始めた。
「まあな・・・金森さんの開発しようとしている新薬は毒にも成り得る代物だ。狙う相手の素性はハッキリとしていないが。
公安はしっかりした情報を手に入れている。だから、蒼斗をよこした。
俺達素人の人間が敵う相手じゃない」
「私達はどうすればいいの?」
「金森さんのコトは公安に任せる。
敵が狙う間は不自由な生活を余儀なくされるけど、きっと護ってくれるから安心してくれ」
「蓮・・・」
「問題は俺達の結婚だ。お爺様は全てを知り、『金森家』に関わるのは危険だと判断した」
桐生会長に認めて貰えそうな感じだったが、真琴兄ちゃんの一件で猛反対を受ける結果になったようだ。
「なぁ~日葵」
蓮の表情が急に引き締まり、色素の薄い瞳に凛とした光が宿る。
「やっぱり、伊集院元総理に・・・」
的を当てられると怒って、キレる蓮だけど。
あっさりと認め、真剣に話を始めた。
「まあな・・・金森さんの開発しようとしている新薬は毒にも成り得る代物だ。狙う相手の素性はハッキリとしていないが。
公安はしっかりした情報を手に入れている。だから、蒼斗をよこした。
俺達素人の人間が敵う相手じゃない」
「私達はどうすればいいの?」
「金森さんのコトは公安に任せる。
敵が狙う間は不自由な生活を余儀なくされるけど、きっと護ってくれるから安心してくれ」
「蓮・・・」
「問題は俺達の結婚だ。お爺様は全てを知り、『金森家』に関わるのは危険だと判断した」
桐生会長に認めて貰えそうな感じだったが、真琴兄ちゃんの一件で猛反対を受ける結果になったようだ。