情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「日葵、戻ったぞ」
「日葵ちゃんは居ないぞ。蓮」
蒼斗が勝手に応接ソファを一人で占拠して、コーヒーまで飲んでいた。
「陽依さんとお見合いか…いいなぁ~蓮」
「何で!?知ってる?」
「さあな」
蒼斗は悪戯っぽく笑い、コーヒーを啜る。
俺は蒼斗の前に腰を下ろした。
「智也先輩が高等部卒業して、一旦ロシアに帰国したのは知ってるが、その後どうしてる?蒼斗知ってるか?」
「『スコール』本社海外事業部に勤務している。陽依さんよりも智也先輩が気になるのか?」
「そりゃ、結婚すれば親戚になるしな。気になる」
「何?マジで陽依さんと結婚すんのか?日葵ちゃんはどうするんだ?」
「日葵とは別れた」
「あんなにカラダを張って、護っていたのに・・・子供を先に作って、デキ婚に持ち込めば、良かったのに」
「俺はそう言う姑息な手は使いたくない」
「・・・蓮って、意外とそう言う所に拘るんだな・・・」
「お前は何しに来たんだ?もうここに金森さんは居ないぞ」
「知ってる。今度は蓮を警護しろとお爺様に命令された」
「俺の警護?そんなのは必要ない。俺は自分の身ぐらい護れるように訓練されたんだぞ」
「蓮と同様、必要なくてもお爺様には逆らない。だから、俺はお前の警護をする」
「分かった。それよりも涼子さんとはどうなった?」
「ん、あ・・・あれからホテルに行って・・・」
さすがは蒼斗だ。手が早い。
「まぁ~今度、また会う約束はしたかな・・・」
「付き合うのか?」
「それは・・・」
「適当に上手くやってくれ」
「日葵ちゃんはいいの?」
「蒼斗、日葵のコトは言うなっ!!」
俺は一喝した。
「日葵ちゃんは居ないぞ。蓮」
蒼斗が勝手に応接ソファを一人で占拠して、コーヒーまで飲んでいた。
「陽依さんとお見合いか…いいなぁ~蓮」
「何で!?知ってる?」
「さあな」
蒼斗は悪戯っぽく笑い、コーヒーを啜る。
俺は蒼斗の前に腰を下ろした。
「智也先輩が高等部卒業して、一旦ロシアに帰国したのは知ってるが、その後どうしてる?蒼斗知ってるか?」
「『スコール』本社海外事業部に勤務している。陽依さんよりも智也先輩が気になるのか?」
「そりゃ、結婚すれば親戚になるしな。気になる」
「何?マジで陽依さんと結婚すんのか?日葵ちゃんはどうするんだ?」
「日葵とは別れた」
「あんなにカラダを張って、護っていたのに・・・子供を先に作って、デキ婚に持ち込めば、良かったのに」
「俺はそう言う姑息な手は使いたくない」
「・・・蓮って、意外とそう言う所に拘るんだな・・・」
「お前は何しに来たんだ?もうここに金森さんは居ないぞ」
「知ってる。今度は蓮を警護しろとお爺様に命令された」
「俺の警護?そんなのは必要ない。俺は自分の身ぐらい護れるように訓練されたんだぞ」
「蓮と同様、必要なくてもお爺様には逆らない。だから、俺はお前の警護をする」
「分かった。それよりも涼子さんとはどうなった?」
「ん、あ・・・あれからホテルに行って・・・」
さすがは蒼斗だ。手が早い。
「まぁ~今度、また会う約束はしたかな・・・」
「付き合うのか?」
「それは・・・」
「適当に上手くやってくれ」
「日葵ちゃんはいいの?」
「蒼斗、日葵のコトは言うなっ!!」
俺は一喝した。