情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「会社が危機に瀕したのはお母様の散財も原因の一つだと思います」
「日葵・・・!?」
「見栄と自慢の為にどれだけお母様はお父様のお金をつぎ込んだの?」
「それは・・・日葵貴方を授かる為の不妊治療も高額だったわよ。
教育費だって・・・」
「・・・二人とも止めろっ!!」
私達の喧嘩を隣で訊いていたお父様が怒鳴り込む。
「私一人のせいにしないで」
「日葵と寿賀子には迷惑を掛けている思っている。
しかし、寿賀子、私にとって真琴君は実の息子だ。
家族だ。不満なら、出て行っても構わないぞ」
「貴方・・・私と離婚する気?」
「お父様、お母様!?」
「日葵お前は早く寝なさい。父さんと母さんは二人で話がしたい」
「娘の私を差し置いて、離婚話はないでしょ?私も一緒に・・・」
「お前も社会人だ。
何とか大学まで行かせ、卒業させた。
親の役目は終えたと思っている。
父さんと母さんの未来。
お前の未来は別の道だと思う。
だから、日葵お前には関係ない」
お父様は出戻りの私を突き放した。
別の道と言われても、蓮と別れ、『桐生建設』を解雇された私には何もない。
就活も結婚にも失敗した。
蝶よ花よと育てられたしまった私は自分に甘いと言わざるえない。
「日葵・・・!?」
「見栄と自慢の為にどれだけお母様はお父様のお金をつぎ込んだの?」
「それは・・・日葵貴方を授かる為の不妊治療も高額だったわよ。
教育費だって・・・」
「・・・二人とも止めろっ!!」
私達の喧嘩を隣で訊いていたお父様が怒鳴り込む。
「私一人のせいにしないで」
「日葵と寿賀子には迷惑を掛けている思っている。
しかし、寿賀子、私にとって真琴君は実の息子だ。
家族だ。不満なら、出て行っても構わないぞ」
「貴方・・・私と離婚する気?」
「お父様、お母様!?」
「日葵お前は早く寝なさい。父さんと母さんは二人で話がしたい」
「娘の私を差し置いて、離婚話はないでしょ?私も一緒に・・・」
「お前も社会人だ。
何とか大学まで行かせ、卒業させた。
親の役目は終えたと思っている。
父さんと母さんの未来。
お前の未来は別の道だと思う。
だから、日葵お前には関係ない」
お父様は出戻りの私を突き放した。
別の道と言われても、蓮と別れ、『桐生建設』を解雇された私には何もない。
就活も結婚にも失敗した。
蝶よ花よと育てられたしまった私は自分に甘いと言わざるえない。