情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
陽依さんも戻り、五人でテーブルを囲んだ。
私は高速で運ばれるコース料理を平らげた。
「蓮、俺達は帰るが、お前と日葵ちゃんはどうする?」
蒼斗さんの問いかけに私と蓮は顔を合わせる。
「・・・蓮お前の為に俺もわざわざ協力してやったんだ。
これで、このまま日葵さんと別れたら、後のフォローがしないぞ。蓮」
「お爺様や敦司様を何とかしてくれるのか?智也先輩」
「まぁ~そうだな。桐生会長は蒼斗に任せて、俺と陽依は敦司様を何とかしよう」
智也先輩と陽依さんも顔を合わせて、頷き合った。
「アフターファローは万全だ。後は蓮お前と日葵ちゃんのキモチだ」
「俺達は・・・」
語尾を濁す蓮の太腿に置かれた手に手に掛けた。
蓮は目を円くしながら私を一瞥すると手をギュッと握り、口許に穏やかな笑みを浮かべた。
言葉はあえて、交わさなかった。
互いのキモチは同じだったから・・・
私は高速で運ばれるコース料理を平らげた。
「蓮、俺達は帰るが、お前と日葵ちゃんはどうする?」
蒼斗さんの問いかけに私と蓮は顔を合わせる。
「・・・蓮お前の為に俺もわざわざ協力してやったんだ。
これで、このまま日葵さんと別れたら、後のフォローがしないぞ。蓮」
「お爺様や敦司様を何とかしてくれるのか?智也先輩」
「まぁ~そうだな。桐生会長は蒼斗に任せて、俺と陽依は敦司様を何とかしよう」
智也先輩と陽依さんも顔を合わせて、頷き合った。
「アフターファローは万全だ。後は蓮お前と日葵ちゃんのキモチだ」
「俺達は・・・」
語尾を濁す蓮の太腿に置かれた手に手に掛けた。
蓮は目を円くしながら私を一瞥すると手をギュッと握り、口許に穏やかな笑みを浮かべた。
言葉はあえて、交わさなかった。
互いのキモチは同じだったから・・・