情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
各々が手に持つグラスには微炭酸の琥珀色の液体が入っている。
「では、皆の前途を祝して、カンパイ!!」
蒼斗が言葉で、カチンと四つのグラスが重なる。
「最後に笹島チーフと再会出来て、良かったと思います」
亡くなられた被験者は笹島チーフの恋人と最初は訊いていたが、実は真琴さんの恋人だった。
「何度も言いますが、桐生副社長。日葵をよろしくお願いします」
「それで、何度目だよ!?真琴さん。何度訊いたか分からないよ」
「それだけ、日葵ちゃんのコトが心配なんですよね。真琴さん」
「いや・・・蒼斗君から色々と桐生副社長の過去を訊いたから・・・」
「真琴さんに心配の種を増やしてるのはお前じゃないか??蒼斗」
「蒼斗さん、私の知らない蓮の過去を訊きたいです」
「日葵お前は訊かなくてもいいぞ!!」
リムジン内の俺の慌てた声が響き渡った。
「では、皆の前途を祝して、カンパイ!!」
蒼斗が言葉で、カチンと四つのグラスが重なる。
「最後に笹島チーフと再会出来て、良かったと思います」
亡くなられた被験者は笹島チーフの恋人と最初は訊いていたが、実は真琴さんの恋人だった。
「何度も言いますが、桐生副社長。日葵をよろしくお願いします」
「それで、何度目だよ!?真琴さん。何度訊いたか分からないよ」
「それだけ、日葵ちゃんのコトが心配なんですよね。真琴さん」
「いや・・・蒼斗君から色々と桐生副社長の過去を訊いたから・・・」
「真琴さんに心配の種を増やしてるのはお前じゃないか??蒼斗」
「蒼斗さん、私の知らない蓮の過去を訊きたいです」
「日葵お前は訊かなくてもいいぞ!!」
リムジン内の俺の慌てた声が響き渡った。