情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「マジで直ぐに帰っちまったな・・・智也先輩」
玄関まで見送った蓮が部屋に戻って来た。
蓮は私の隣に腰を下ろして、哺乳瓶でミルクを飲む葵を見つめる。
「母乳の出が悪くて、ミルクと混合で、ゴメンなさい」
「別にいいよ。しかし、美味そうに飲むな・・・早く教えてやりたいな。葵に・・・世の中の美味いグルメを」
「そうね」
「!?」
ドアが開いたかと思えば、
ラッキーがボールを咥え、部屋に入って来た。
「ラッキーか・・・
悪いけど、今はお前と遊べないぞ」
ラッキーはいそいそと私達三人の元に来て、咥えていたボールを葵に向かって落とした。
「何だ?ラッキーお前は早く葵と遊びたいのか??」
「誰かと同じで気が早いわね・・・」
「飼い主に似ると言うからな・・・仕方ねぇな・・・葵が遊べるまで、俺が遊んでやるよ。来いっ!!」
蓮が腰を上げて、ラッキーと外に出て行った。
パパになっても、少年のような笑みを浮かべる蓮。
この世の中で一番大嫌いだった彼が今は私の愛する旦那様・・・
そして、私達の間には可愛い可愛い娘が居る。
《完》
玄関まで見送った蓮が部屋に戻って来た。
蓮は私の隣に腰を下ろして、哺乳瓶でミルクを飲む葵を見つめる。
「母乳の出が悪くて、ミルクと混合で、ゴメンなさい」
「別にいいよ。しかし、美味そうに飲むな・・・早く教えてやりたいな。葵に・・・世の中の美味いグルメを」
「そうね」
「!?」
ドアが開いたかと思えば、
ラッキーがボールを咥え、部屋に入って来た。
「ラッキーか・・・
悪いけど、今はお前と遊べないぞ」
ラッキーはいそいそと私達三人の元に来て、咥えていたボールを葵に向かって落とした。
「何だ?ラッキーお前は早く葵と遊びたいのか??」
「誰かと同じで気が早いわね・・・」
「飼い主に似ると言うからな・・・仕方ねぇな・・・葵が遊べるまで、俺が遊んでやるよ。来いっ!!」
蓮が腰を上げて、ラッキーと外に出て行った。
パパになっても、少年のような笑みを浮かべる蓮。
この世の中で一番大嫌いだった彼が今は私の愛する旦那様・・・
そして、私達の間には可愛い可愛い娘が居る。
《完》