情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
色素の薄い彼の瞳が私をジッと見つめる。
胸はドキドキして、私を捕らえて離さない彼の瞳から視線を逸らそうと顔を俯かせた。
自分の腕の中に閉じ込めた私をどうしようかと思案しているのか・・・全く動かない。
「涼子さんが俺のオンナだと言えば、嫉妬する?」
「し、し嫉妬なんてしないわよ」
蓮さんが私に惚れてるなんて絶対嘘だ。
彼は私に復讐したいだけ。
彼は悪魔。
彼は私の顎を指で掴んで上向きにするとキスを落としてきた。
噛みつかれるようなキス。
濃厚で激しく、キスの合間、息苦しさに喘いで唇を開くと湿った熱い彼の舌が口内に入って来た。
そのまま唇だけではなく、口の中まで縦横無尽に蹂躙され、舌を絡め取られてしまった。
彼の呪縛から逃れようと胸板を両手で押すけど、ディープなキスでカラダに思うように力が入らない。
白い糸の引かせながら離れる唇同士。
「日葵は俺の手の中に在るのに。どうして拒む?」
私は彼のカゴの中に入った鳥。
「こんな風に嫌がるオンナにキスするのが蓮さんが嫌いだから」
「嫌がるって…別に嫌がってるように見えないけど・・・」
私はまた蓮さんの頬を叩いた。あの時のように・・・
「一度ならず二度も・・・」
ようやく彼の腕の中から逃げられて、胸を撫で下ろす。
二度も叩かれた彼は悔しさで上唇を噛み締めていた。
胸はドキドキして、私を捕らえて離さない彼の瞳から視線を逸らそうと顔を俯かせた。
自分の腕の中に閉じ込めた私をどうしようかと思案しているのか・・・全く動かない。
「涼子さんが俺のオンナだと言えば、嫉妬する?」
「し、し嫉妬なんてしないわよ」
蓮さんが私に惚れてるなんて絶対嘘だ。
彼は私に復讐したいだけ。
彼は悪魔。
彼は私の顎を指で掴んで上向きにするとキスを落としてきた。
噛みつかれるようなキス。
濃厚で激しく、キスの合間、息苦しさに喘いで唇を開くと湿った熱い彼の舌が口内に入って来た。
そのまま唇だけではなく、口の中まで縦横無尽に蹂躙され、舌を絡め取られてしまった。
彼の呪縛から逃れようと胸板を両手で押すけど、ディープなキスでカラダに思うように力が入らない。
白い糸の引かせながら離れる唇同士。
「日葵は俺の手の中に在るのに。どうして拒む?」
私は彼のカゴの中に入った鳥。
「こんな風に嫌がるオンナにキスするのが蓮さんが嫌いだから」
「嫌がるって…別に嫌がってるように見えないけど・・・」
私はまた蓮さんの頬を叩いた。あの時のように・・・
「一度ならず二度も・・・」
ようやく彼の腕の中から逃げられて、胸を撫で下ろす。
二度も叩かれた彼は悔しさで上唇を噛み締めていた。