情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「敦司様には返済のあてがないと思われたのかな?」
利子の分は敦司様のお情けで大目に見てもらう話。でも、銀行も儲けなけきゃ意味がない。
「社会に出て、三年目の蓮様が背負える額とは思えませんから・・・会長と社長に相談した方がよろしいかと」
「そんなコトすれば…お爺様は余計に日葵との結婚を反対する」
「・・・蓮様、会長に内緒で、敦司様に直談判したその行動自体が会長の顔に泥を塗ったコトになり兼ねないコトなんですよ。分かっていますか?蓮様」
「分かってる」
「いくら、次々後継者とは言え・・・伊集院家と桐生家の間に亀裂が入るコトになれば・・・」
「神尾の言いたいコトは分かった」
「ともかく、ホストの仕事は辞めて下さい」
「ここに来て、ようやく太客が付いたんだけどな・・・」
「日葵様が今朝、蓮様のカラダから女性用の香水の匂いがすると言っていました。
貴方が浮気しているんじゃないかと心配していますよ」
「俺が浮気?え、何?日葵は俺のコトを・・・」
「蓮様の良さに気づき、惹かれ始めているのではと思います」
「・・・スキになるのが遅い女だな・・・まぁ、今夜は店を休んで帰宅するか・・・」
利子の分は敦司様のお情けで大目に見てもらう話。でも、銀行も儲けなけきゃ意味がない。
「社会に出て、三年目の蓮様が背負える額とは思えませんから・・・会長と社長に相談した方がよろしいかと」
「そんなコトすれば…お爺様は余計に日葵との結婚を反対する」
「・・・蓮様、会長に内緒で、敦司様に直談判したその行動自体が会長の顔に泥を塗ったコトになり兼ねないコトなんですよ。分かっていますか?蓮様」
「分かってる」
「いくら、次々後継者とは言え・・・伊集院家と桐生家の間に亀裂が入るコトになれば・・・」
「神尾の言いたいコトは分かった」
「ともかく、ホストの仕事は辞めて下さい」
「ここに来て、ようやく太客が付いたんだけどな・・・」
「日葵様が今朝、蓮様のカラダから女性用の香水の匂いがすると言っていました。
貴方が浮気しているんじゃないかと心配していますよ」
「俺が浮気?え、何?日葵は俺のコトを・・・」
「蓮様の良さに気づき、惹かれ始めているのではと思います」
「・・・スキになるのが遅い女だな・・・まぁ、今夜は店を休んで帰宅するか・・・」