情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
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「起きろっ!!日葵」
私は蓮さんの大声で目が覚めた。
「おはようございます」
寝起きはいい方。
私は目を開けると即座に反応し、彼に応える。
「おいっ!?お前…なんで、俺を起こさなかった!?折角のチャンスを・・・」
「え、あ…だってグッスリ眠る蓮さんを起こしたら、悪いかと」
「日葵お前・・・ワザと起こさなかっただろ?」
「ワザとじゃありませんよ」
私は反論しても蓮さんは訊く耳を持たなかった。
「日葵。俺は一生お前を恨んでやる・・・」
「どうして恨むんですか?」
「俺は楽しみに・・・」
「楽しみ?」
「もういいっ!、早起きしたんだ・・・ラッキーの散歩に付き合えっ」
私は強引にラッキーの散歩に連れ出された。
蓮さんがラッキーのリードを握り締める。
私はその横を歩くだけ。
二人で柔らかな朝日の注ぐ庭を散歩した。
何食わぬ顔でラッキーの排他物まで処理する蓮さんに意外さを感じる。
「何だよ!?」
「蓮さん、平気なんですね・・・」
「犬だって生きてんだ。出るモノは出る。常識だろうが」
「それはそうなんですけど」
「俺はラッキーの飼い主。飼い主がペットの世話するのは当然だ」
「そうですね」
ラッキーが絡むと途端に蓮さんの顔は幼い少年になる。
私だけが見れるレアな顔かもしれない。
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「起きろっ!!日葵」
私は蓮さんの大声で目が覚めた。
「おはようございます」
寝起きはいい方。
私は目を開けると即座に反応し、彼に応える。
「おいっ!?お前…なんで、俺を起こさなかった!?折角のチャンスを・・・」
「え、あ…だってグッスリ眠る蓮さんを起こしたら、悪いかと」
「日葵お前・・・ワザと起こさなかっただろ?」
「ワザとじゃありませんよ」
私は反論しても蓮さんは訊く耳を持たなかった。
「日葵。俺は一生お前を恨んでやる・・・」
「どうして恨むんですか?」
「俺は楽しみに・・・」
「楽しみ?」
「もういいっ!、早起きしたんだ・・・ラッキーの散歩に付き合えっ」
私は強引にラッキーの散歩に連れ出された。
蓮さんがラッキーのリードを握り締める。
私はその横を歩くだけ。
二人で柔らかな朝日の注ぐ庭を散歩した。
何食わぬ顔でラッキーの排他物まで処理する蓮さんに意外さを感じる。
「何だよ!?」
「蓮さん、平気なんですね・・・」
「犬だって生きてんだ。出るモノは出る。常識だろうが」
「それはそうなんですけど」
「俺はラッキーの飼い主。飼い主がペットの世話するのは当然だ」
「そうですね」
ラッキーが絡むと途端に蓮さんの顔は幼い少年になる。
私だけが見れるレアな顔かもしれない。