情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
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私達は次のアポ先に向かう為、父の会社を後にした。
蓮さんは真琴兄ちゃんを駅近くまで送迎すると社用車に誘った。
私は助手席に乗り込み、二人は後部座席に乗った。
「これは黒い噂だけど、もともと『ラビエータ』は内密に国の生物兵器の開発に加担されていたと言われていた。
それが表沙汰になりかけ、国が『ラビエータ』切り捨てて業績不振に陥った」
「さすがは『桐生建設』の後継者。お若いのに、よく勉強されていますね」
蓮さんは私以上に物知りだ。
「俺は幼い時から爺さんにスパルタで帝王学を叩き込まれたからな」
「・・・俺は人の命を救うために新薬開発したのに。偶然の産物で人の命を奪うモノを開発してしまった。でも・・・笹島チーフが盗み取ったデータは完成品じゃない」
「でも、『ラビエータ』には有能な研究者が集まっている。完成するのもは時間の問題ですよ。金森さん」
「そうだな」
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私達は次のアポ先に向かう為、父の会社を後にした。
蓮さんは真琴兄ちゃんを駅近くまで送迎すると社用車に誘った。
私は助手席に乗り込み、二人は後部座席に乗った。
「これは黒い噂だけど、もともと『ラビエータ』は内密に国の生物兵器の開発に加担されていたと言われていた。
それが表沙汰になりかけ、国が『ラビエータ』切り捨てて業績不振に陥った」
「さすがは『桐生建設』の後継者。お若いのに、よく勉強されていますね」
蓮さんは私以上に物知りだ。
「俺は幼い時から爺さんにスパルタで帝王学を叩き込まれたからな」
「・・・俺は人の命を救うために新薬開発したのに。偶然の産物で人の命を奪うモノを開発してしまった。でも・・・笹島チーフが盗み取ったデータは完成品じゃない」
「でも、『ラビエータ』には有能な研究者が集まっている。完成するのもは時間の問題ですよ。金森さん」
「そうだな」