情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
「蓮様…二台後ろの黒いワゴン車が私達の車を尾行しているようです」
「そうか・・・では、このまま・・・金森さんを駅では降ろさず、ワゴン車を巻けっ。神尾」
「承知しました」
「俺は駅で降ります。このまま駅に向かって下さい」
「金森さん貴方はずっと誰かに狙われているのではありませんか?」
「真琴兄ちゃん!?」
「・・・自宅マンションで就寝中に、正体不明の男達に拉致られそうになりました。それ以来、欠勤を続け、部屋には帰らずビジネスホテルやネットカフェを泊まり歩いております。正直、今日は社長に会わずにいようと思いました」
「貴方を狙っているのはきっと『ラビエータ』の連中だ。研究に行き詰まっているんだろう。何としても、あんたを拉致ってでも、開発を進めたいんだ」
「多分」
「では尚更、降ろすワケにはいかない」
「それでは貴方や日葵ちゃんに危害が及びます。
俺は金森社長夫妻には言葉では言い尽くせない程の恩があります。迷惑は掛けられません」
「知ってしまった以上。俺は貴方をヤツらに渡すワケにはいかない」
「そうか・・・では、このまま・・・金森さんを駅では降ろさず、ワゴン車を巻けっ。神尾」
「承知しました」
「俺は駅で降ります。このまま駅に向かって下さい」
「金森さん貴方はずっと誰かに狙われているのではありませんか?」
「真琴兄ちゃん!?」
「・・・自宅マンションで就寝中に、正体不明の男達に拉致られそうになりました。それ以来、欠勤を続け、部屋には帰らずビジネスホテルやネットカフェを泊まり歩いております。正直、今日は社長に会わずにいようと思いました」
「貴方を狙っているのはきっと『ラビエータ』の連中だ。研究に行き詰まっているんだろう。何としても、あんたを拉致ってでも、開発を進めたいんだ」
「多分」
「では尚更、降ろすワケにはいかない」
「それでは貴方や日葵ちゃんに危害が及びます。
俺は金森社長夫妻には言葉では言い尽くせない程の恩があります。迷惑は掛けられません」
「知ってしまった以上。俺は貴方をヤツらに渡すワケにはいかない」