殺人鬼からのラブレター
繰り返す悪夢
***
携帯のアラームが、鼓膜から脳へと響き渡る。
「かはっ、」
ガバッと布団を捲りあげ、肩で大きく息を吸い込む。
「俺、今、確か踏切で……」
枕元で鳴り続けるアラームを止めるために携帯を手に取った俺は、日付と時間を見て驚愕した。
「え、……」
日付けは、12月1日の05時50分。
「嘘だろ、……」
さっき見ていた光景は、夢?
いや、でも夢にしてはやけにリアルだった気が……。
「くそっ、なんだって言うんだ」
左手で顔を抑えると、額が熱いことに気付く。
そういえば、身体もやけに怠くて重い。
「まさか……」
変に騒ぎ出した胸を抑えながら、俺は体温計を脇に挟む。
取り出した体温計には、37.2℃の数字が表示されていた。
「……さっきと、全く同じだ。どうなってるんだ? 」
携帯のアラームが、鼓膜から脳へと響き渡る。
「かはっ、」
ガバッと布団を捲りあげ、肩で大きく息を吸い込む。
「俺、今、確か踏切で……」
枕元で鳴り続けるアラームを止めるために携帯を手に取った俺は、日付と時間を見て驚愕した。
「え、……」
日付けは、12月1日の05時50分。
「嘘だろ、……」
さっき見ていた光景は、夢?
いや、でも夢にしてはやけにリアルだった気が……。
「くそっ、なんだって言うんだ」
左手で顔を抑えると、額が熱いことに気付く。
そういえば、身体もやけに怠くて重い。
「まさか……」
変に騒ぎ出した胸を抑えながら、俺は体温計を脇に挟む。
取り出した体温計には、37.2℃の数字が表示されていた。
「……さっきと、全く同じだ。どうなってるんだ? 」