殺人鬼からのラブレター
***
携帯のアラームが、05時50分を告げる。
俺は布団から跳ね起き、携帯を床に投げ付けた。
「なんなんだよ! 」
唇を噛み締め、携帯を拾い上げて見たくもない日付を確認する。
日付は今までと同じ、12月1日。
まただ。また、進んでいない。
アイの悲惨な姿を見た嫌悪感が、これは夢では無いと頭をガンガン叩いてくる。
「もしかして、同じ日に戻ってるのか……? 」
なんで、どうして。
そんな自問自答を嘲笑うかのように、何かの罰なのか、罪なのか。
時は繰り返し、巻き戻る。
携帯のアラームが、05時50分を告げる。
俺は布団から跳ね起き、携帯を床に投げ付けた。
「なんなんだよ! 」
唇を噛み締め、携帯を拾い上げて見たくもない日付を確認する。
日付は今までと同じ、12月1日。
まただ。また、進んでいない。
アイの悲惨な姿を見た嫌悪感が、これは夢では無いと頭をガンガン叩いてくる。
「もしかして、同じ日に戻ってるのか……? 」
なんで、どうして。
そんな自問自答を嘲笑うかのように、何かの罰なのか、罪なのか。
時は繰り返し、巻き戻る。