殺人鬼からのラブレター
始まりの朝
朝食を済ませて身だしなみを整えた後に、ハンガーに引っ掛けてある制服を掴み、腕を通す。
「行ってきまーす」
「はい、行ってらっしゃい。気をつけてね」
玄関まで見送りにキッチンから出て来たお母さんをチラリと横目にしながら、家を後にした。
一瞬、玄関から見えるキッチンの壁につけている時計に、目をやる。
針は、7時30分を指していた。
(あの手紙と、同じ時間....)
そんな考えが頭を過ぎったけれど、首を左右に振り雑念を払う。
たまたま、同じ時間になっただけ。
いつも早起きして、この時間に家を出ているし。
何の目的があってあんな手紙を入れたかは知らないけど、コッチとしてはただの迷惑だなぁ。
なんかいちいち気になっちゃうし。
私はそんな不満を抱きながら、レンの家へと向かった。
「行ってきまーす」
「はい、行ってらっしゃい。気をつけてね」
玄関まで見送りにキッチンから出て来たお母さんをチラリと横目にしながら、家を後にした。
一瞬、玄関から見えるキッチンの壁につけている時計に、目をやる。
針は、7時30分を指していた。
(あの手紙と、同じ時間....)
そんな考えが頭を過ぎったけれど、首を左右に振り雑念を払う。
たまたま、同じ時間になっただけ。
いつも早起きして、この時間に家を出ているし。
何の目的があってあんな手紙を入れたかは知らないけど、コッチとしてはただの迷惑だなぁ。
なんかいちいち気になっちゃうし。
私はそんな不満を抱きながら、レンの家へと向かった。