殺人鬼からのラブレター
12月に入り、天が慌ただしく動いて日が落ちるのが早くなった空の下、トボトボと1人で歩く帰り道。
「あーあ。今日は良いことないなぁ」
朝から変な手紙は入れられるし、親友とは喧嘩しちゃうし……。
肌をさすようなキリキリとした冷え込みに震えながらポケットから携帯をとりだすと、新着メッセージが1件届いていた。
暗闇に染まる歩道を歩きながら画面をタップし、メッセージを確認する。
メッセージの送信者は、レンだった。
今日は登校した直後にやはり体調不良が悪化したらしく、大人しく家に帰ったとのことだった。
もう今は体調は回復し、明日には学校には行けるし朝練にも復帰する予定だ、とのこと。
「良かった…...。風邪、治ったんだ」
メッセージの最後には、こう書かれていた。
朝練に行く前にまた”死の手紙”が入ってないか一緒に確認してやるよ、と。
「あ、そう言えば今日はあと1つ、事故が書かれていた気が...…」
「あーあ。今日は良いことないなぁ」
朝から変な手紙は入れられるし、親友とは喧嘩しちゃうし……。
肌をさすようなキリキリとした冷え込みに震えながらポケットから携帯をとりだすと、新着メッセージが1件届いていた。
暗闇に染まる歩道を歩きながら画面をタップし、メッセージを確認する。
メッセージの送信者は、レンだった。
今日は登校した直後にやはり体調不良が悪化したらしく、大人しく家に帰ったとのことだった。
もう今は体調は回復し、明日には学校には行けるし朝練にも復帰する予定だ、とのこと。
「良かった…...。風邪、治ったんだ」
メッセージの最後には、こう書かれていた。
朝練に行く前にまた”死の手紙”が入ってないか一緒に確認してやるよ、と。
「あ、そう言えば今日はあと1つ、事故が書かれていた気が...…」