殺人鬼からのラブレター
「なんでっ....!なんで、どうして、私の家族も死ぬなんて....っ」
家族にまで飛び火する手紙の内容に、恨みさえ込み上げてくる。
「それに、ストーカーが私を殺す?!この手紙の差し出し人が、私をっ....?助けてくれるんじゃ、ないの....っ」
「落ち着け、アイ」
俯くレンが柵越しに、優しく語りかけてきた。
「お前は死なないよ」
顔を上げた彼は、手にしている手紙をグシャリと強く掴んだ。
「大丈夫だ。俺が守ってやる」
いつの日か、幼い頃に聞いたその言葉。
そう言ってレンは、小学生の頃に海で溺れた私を助けてくれたんだ。
約束を破ることを知らない純粋な彼の性格らしい台詞に、ストンと心臓を掴まれる音がした。
幼馴染みからそんなことを言われて、好きにならないワケがない。
彼の真っ直ぐな熱い瞳に、私の鼓動はいつもバクバクと打ち鳴らされる。
家族にまで飛び火する手紙の内容に、恨みさえ込み上げてくる。
「それに、ストーカーが私を殺す?!この手紙の差し出し人が、私をっ....?助けてくれるんじゃ、ないの....っ」
「落ち着け、アイ」
俯くレンが柵越しに、優しく語りかけてきた。
「お前は死なないよ」
顔を上げた彼は、手にしている手紙をグシャリと強く掴んだ。
「大丈夫だ。俺が守ってやる」
いつの日か、幼い頃に聞いたその言葉。
そう言ってレンは、小学生の頃に海で溺れた私を助けてくれたんだ。
約束を破ることを知らない純粋な彼の性格らしい台詞に、ストンと心臓を掴まれる音がした。
幼馴染みからそんなことを言われて、好きにならないワケがない。
彼の真っ直ぐな熱い瞳に、私の鼓動はいつもバクバクと打ち鳴らされる。