殺人鬼からのラブレター
「はいはい、分かって、……」
お母さんへの返事半分に、私の注意はテレビの画面に釘付けになった。
映し出された映像には、近所の風景が映し出されていて。
《今日未明、路地裏に男性が体から血を流して倒れているのを通りがかった住人が発見し、通報しました。男性は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました 》
「これ、昨日と同じ、この辺りの映像だ……」
昨日のホームレスのおじさんと言い、ストーカー男と言い、治安悪すぎじゃない?っと心の中で呟く。
《死亡した男性は近くに住む無職の五十嵐 大輔さん(25)と見られ、警察は事故と事件の両方で調べを進めています 》
いつの間にかソファの後ろに、不安な面持ちでニュースに聞き入るお母さんが立っていた。
「ホント、最近物騒よね」
お母さんの姿を見つめ、私は「あ、」と声を上げる。
お母さんへの返事半分に、私の注意はテレビの画面に釘付けになった。
映し出された映像には、近所の風景が映し出されていて。
《今日未明、路地裏に男性が体から血を流して倒れているのを通りがかった住人が発見し、通報しました。男性は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました 》
「これ、昨日と同じ、この辺りの映像だ……」
昨日のホームレスのおじさんと言い、ストーカー男と言い、治安悪すぎじゃない?っと心の中で呟く。
《死亡した男性は近くに住む無職の五十嵐 大輔さん(25)と見られ、警察は事故と事件の両方で調べを進めています 》
いつの間にかソファの後ろに、不安な面持ちでニュースに聞き入るお母さんが立っていた。
「ホント、最近物騒よね」
お母さんの姿を見つめ、私は「あ、」と声を上げる。