殺人鬼からのラブレター
息を殺して待つ
用事があるレンと別れ、私はさっちゃんに、今日家に来れないかというメールを送っていた。
しかし、「今日は無理なんだ、ごめんね」という短文が届く。
「あー、駄目かぁ……」
ため息を吐きながら、机の上にゴトリと携帯を置く。
時刻は午前9時。
幸い家には、仕事が休みの両親がいる。
それだけでも今の私にとっては、心強い。
今日、赤い封筒が届かなかったということは、きっとタケの言う通り水色の封筒と赤い封筒を入れたのはそれぞれ別の人物で。
赤い封筒は、雰囲気からして恐らく昨日のストーカーが入れたものだったのだろう。
しかし、水色の封筒の差し出し人も、今日会いに来ると書いていた。
果たしてそれは、良いことなのか、悪いことなのか。
私には分からないし、考えたところで答えは出ない。
「レンの言う通り、家から出なかったら大丈夫だよね……」
気を紛らわせるために携帯から音楽を大音量で流し、机に座って学校の宿題を始めた。
しかし、「今日は無理なんだ、ごめんね」という短文が届く。
「あー、駄目かぁ……」
ため息を吐きながら、机の上にゴトリと携帯を置く。
時刻は午前9時。
幸い家には、仕事が休みの両親がいる。
それだけでも今の私にとっては、心強い。
今日、赤い封筒が届かなかったということは、きっとタケの言う通り水色の封筒と赤い封筒を入れたのはそれぞれ別の人物で。
赤い封筒は、雰囲気からして恐らく昨日のストーカーが入れたものだったのだろう。
しかし、水色の封筒の差し出し人も、今日会いに来ると書いていた。
果たしてそれは、良いことなのか、悪いことなのか。
私には分からないし、考えたところで答えは出ない。
「レンの言う通り、家から出なかったら大丈夫だよね……」
気を紛らわせるために携帯から音楽を大音量で流し、机に座って学校の宿題を始めた。