同じ景色を見れたならば
一線を越えられない関係
初バイト
大学に入って間もない4月。
桜が散り始めた頃には、
もう大学生活に溶け込もうとしていた。
『ねえねえ、入りたいサークル決まった?』
『アヤネと同じところにしようかなーって!』
『やった!ユイようやく決断してくれたか』
この前までは高校生だった二人も
ついにはもう大学生になりました。
ユイとは、小学校からずっと同じでいわゆる私の親友。