新しいカンケイ
次の日、バイトに出て仕事をしていると、あいつが来て、今日はこれをするからと言って、掃除をして見せた。あら、こんな汚れ仕事はするんだ。嫌な奴と思っていたけれど、ちょっと、真剣な横顔が、仕事に誇りを持っているんだなぁーと、思っていたら、
「こんな仕事やりたくないのに」
と、愚痴が。まあ、誰もやりたくはないけど、入ったばかりの私にいうか?
「いつも、俺ばかり」
なんて、またまた愚痴が。そうなんだ。まあ、いつもやっていたら、愚痴がでても納得できるけれども、そういうところは指示できないんだ。そして、私にばかり指示するんだ。。
< 10 / 46 >

この作品をシェア

pagetop