新しいカンケイ
結ばれる夜
その夜遅くにふたりは結ばれた。私のベッドの上で彼は私に優しくキスをすると、少し焦って服を脱がせて、私の首にキスを進めていく。そして、ふたりでベッドに倒れこんだ。
「もう、我慢できない…」
かすれた声でそう彼は言うと、私を包み込んだ。彼の手は、外の雪のように冷たかったので、私はそっと彼の手を包み込んだ。

優しい夜だった。
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