クール上司の甘すぎ捕獲宣言!
甘いキスを受けながら、ボレロを脱がされる。
そして、小野原さんの手が、ワンピースの背後のファスナーに伸ばされ、私も自然な流れで少し背中を浮かせた。
その時。
ピンポーン……
インターホンが鳴った。
でも、小野原さんはそれを無視して、ファスナーを半分ほど、下ろす。
私も気にせず、小野原さんに身を任せようとしてた……んだけど……
ピンポーン……
再び鳴った。こんな時間に誰だろう……?
ピンポーン……ピンポーン……ピンポーン……
立て続けに鳴るインターホンに、だんだん気が散ってきた。
「……小野原さん、あの……誰か来たみたいですよ?」
私の首筋に顔を埋めている小野原さんの肩をトントンと、軽く叩いた。
小野原さんは少し顔を浮かせて言う。
「そのうち諦めるだろ」
「……ですけど……」
そう言ってる間にも、インターホンが鳴り止む気配はない。
私は、小野原さんの肩をぐっと押した。
「……でも、何か様子が変ですよ?それに、気になって、集中出来ない……」
「……」
小野原さんは顔を離すと、上から私の顔をのぞきこんで、唇の端を上げた。
「こういう時に、香奈が集中するとどうなるか、想像力がかき立てられるな」
「……なっ……!」
私はかあっと顔が熱くなるのを感じた。
「そ、そんな想像しなくていいですから、様子見てきて下さい!」
小野原さんは笑いながら立ち上がると、「分かったよ」とインターホンのモニター画面を見に行った。
私も上体を起こし、際どい所までめくれ上がっていたワンピースのすそを、元の位地に戻す。
顔も熱いし、体もうずいている。そんな自分に恥ずかしくなりながら、ソファーに座っていると、小野原さんが戻ってきた。
「一階に朱音が来てる」
「えっ?」
朱音さんが……?
「……何か話があるらしい」
……こんな時間に来るということは、よっぽどの用事なんだろう。
「あ、じゃあ、私、帰った方が……」
「いや、俺もよく分からないから、まだここにいてくれ」
そして、小野原さんの手が、ワンピースの背後のファスナーに伸ばされ、私も自然な流れで少し背中を浮かせた。
その時。
ピンポーン……
インターホンが鳴った。
でも、小野原さんはそれを無視して、ファスナーを半分ほど、下ろす。
私も気にせず、小野原さんに身を任せようとしてた……んだけど……
ピンポーン……
再び鳴った。こんな時間に誰だろう……?
ピンポーン……ピンポーン……ピンポーン……
立て続けに鳴るインターホンに、だんだん気が散ってきた。
「……小野原さん、あの……誰か来たみたいですよ?」
私の首筋に顔を埋めている小野原さんの肩をトントンと、軽く叩いた。
小野原さんは少し顔を浮かせて言う。
「そのうち諦めるだろ」
「……ですけど……」
そう言ってる間にも、インターホンが鳴り止む気配はない。
私は、小野原さんの肩をぐっと押した。
「……でも、何か様子が変ですよ?それに、気になって、集中出来ない……」
「……」
小野原さんは顔を離すと、上から私の顔をのぞきこんで、唇の端を上げた。
「こういう時に、香奈が集中するとどうなるか、想像力がかき立てられるな」
「……なっ……!」
私はかあっと顔が熱くなるのを感じた。
「そ、そんな想像しなくていいですから、様子見てきて下さい!」
小野原さんは笑いながら立ち上がると、「分かったよ」とインターホンのモニター画面を見に行った。
私も上体を起こし、際どい所までめくれ上がっていたワンピースのすそを、元の位地に戻す。
顔も熱いし、体もうずいている。そんな自分に恥ずかしくなりながら、ソファーに座っていると、小野原さんが戻ってきた。
「一階に朱音が来てる」
「えっ?」
朱音さんが……?
「……何か話があるらしい」
……こんな時間に来るということは、よっぽどの用事なんだろう。
「あ、じゃあ、私、帰った方が……」
「いや、俺もよく分からないから、まだここにいてくれ」