クール上司の甘すぎ捕獲宣言!
二人、手を取り合って石段を上る。


参道沿いに並ぶ木々も、近いうちに見事な紅葉になる。


お互いの温もりが恋しくなる寒い季節の後は、暖かい太陽が顔を出して、爽やかな風が緑を揺らし、また秋がやってくる。


何度、季節がめぐっても、これからもずっと一緒に、あなたと手をたずさえて、歩いていきたい。




絶対に恋なんか始まらないと思ってたのに--


気付いたら、あなたしか見えてなかった。




そう、ここであなたの上に落ちた瞬間から、きっとこの恋は始まってた。






身も心も--



落ちたのは、あなたの中--。






END









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